卒論(卒業論文)の閲覧方法をわかりやすく解説-大学ごとのURL情報あり-

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よりよい卒論を書くためには、先輩たちの卒論を閲覧して構成や論理展開を積極的に参考にすることが大切です。特に同じゼミ出身の先輩の卒論は、先生に認めてもらうために最も参考にすべきものです。

しかし普段の大学生活では先輩たちの卒論を読むことは無いので、どうやって調べればいいのか・どこに卒論があるのか分からない人も多いはず。そこで今回は、大学での卒論の閲覧方法をわかりやすく解説していきます。

大学によって閲覧方法は異なりますが、大体の場合は以下の方法で閲覧できます。ぜひ参考にしてみてください。

  1. 図書館の検索機能を活用して蔵書を探してみる
  2. ゼミ/研究室の先生に先輩の卒論を見せてもらう
  3. ゼミ/研究室の先輩に卒論を見せてもらうor紹介してもらう

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卒論の閲覧方法1 大学図書館で探す

最もメジャーな方法は大学図書館におさめられている卒論を閲覧する方法です。多くの大学では、卒論提出時に「この卒論はいろんな人が閲覧しても良いですか?」のような紙にサインすることを求められます。サインした人の卒論は、誰でも閲覧可能となる仕組みです。

ここでは具体的な例を見てみましょう。Webサイトによれば一橋大学の場合は、附属図書館で受け入れた学士論文(卒業論文)、修士論文、博士課程単位修得論文は、図書館の書庫で保管しています。

利用方法は大学院生/教職員と学部学生によって異なり、学部学生は書庫に入ることができません。その代わりに職員さんが希望の卒論を出して来てくれるので、借用証に利用したい資料を記入し、図書館カウンターで請求する仕組みになっています。

また一橋大学を含め多くの大学では、図書館の検索機能で卒論の有無を調べることができます。気になる分野のキーワードやゼミ名で検索して閲覧したい卒論を探しだしましょう。

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卒論の閲覧方法2 ゼミや研究室の先生に頼んで見せてもらう

2つ目の卒論を閲覧する方法はゼミの先生に頼んで見せてもらう方法です。

冒頭でも触れたように、卒論が受理されるかどうかはゼミや研究室の先生によるところが大きいです。つまり卒業できるクオリティの卒論を提出するために参考にするべきは、自分と同じ分野の卒論と、自分と同じゼミの卒業生の卒論であるといえます。

しかし大学によっては卒論を簡単に閲覧できないところもあります。そのときに効果的な方法がゼミや研究室の先生にお願いする方法です。

先生たちは過去の卒業生の卒論をデータで持っているケースが多く、積極的に卒業生の卒論は参考にしてほしいので快く提供してくれるはずです。また自身が探していなかったけど、先生おすすめの良い卒論に出会える可能性も生まれます。

ただ先生たちは12月や1月、2月になるとセンター試験の準備や学期末試験の準備等でとても忙しくなります。可能であれば11月より前に、できる限り早い段階で閲覧をお願いしましょう。

卒論の閲覧方法3 ゼミ/研究室の先輩に見せてもらう・筆者を紹介してもらう

3つ目の卒論を閲覧する方法はゼミや研究室の先輩に見せてもらう、もしくは目的の卒論の筆者である先輩を紹介してもらうです。

ゼミの先輩は、最も皆さんの立場をよく理解している人たちです。1年か数年前の同じ時期に同じ苦しみを味わった人たちなので、気軽に相談にも乗ってくれます。卒論も快く閲覧させてくれるでしょう。

もし同じゼミの所属で異なる先輩(例えば卒業して就職した人など)の卒論を閲覧したい場合、大学院等の先輩に話せばきっとすでに大学からは離れた人にも連絡をとって卒論が閲覧できるようなセッティングをしてくれます。よりよい卒論を執筆するために臆することなくお願いしてみましょう!

最後に-東京大学、京都大学、早稲田大学、立命館大学、慶応大学、明治大学、明治学院大学、上智大学、立教大学、名古屋大学、同志社大学、一橋大学等の卒業論文閲覧方法が解説されたURLをご紹介-

卒論 閲覧

最後に、検索需要をもとに卒論の閲覧希望が多い大学の閲覧方法について解説されたURLをご紹介します。以下の各大学名から閲覧方法が解説されたページを閲覧できるので、ぜひ参考にしてみてください。

なお大学の中でも学部や学会によって卒論閲覧の扱い方が異なるケースがあるので、どうしてもわからない場合には自信が所属する大学の図書館職員さんに確認することをおすすめします。

なお大学によっては卒論を公開していない、収蔵していないケースもあります。「なぜ大学によって卒論の扱いが違うの?」と疑問に思った方は、少し古いですが卒論の扱い方に関する論文がありますのでこちらを読んでみると参考になりますよ。

国立大学法人における卒業論文の扱いー著作物でもある法人文書等の公開(利用)についてー

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この記事を書いた人

管理人

某国立大学大学院博士後期課程所属. 社会科学分野での地域研究が専門. 卒業論文では地域とメディアについて取り上げ、修士論文では地方自治体で暮らす人々の人間関係を取りあげました。大学院で研究して論文を書いたり、各種媒体に寄稿したりしています。