大学生の趣味と暇な時間(余暇時間)の過ごし方を徹底調査!

大学院

皆さん、大学生活、趣味は充実していますか?暇な時間を有効活用できていますか?このページにたどり着いた方の多くは、もしかしたらこの問いに対して、以下のように答えるかもしれません。

「暇なとき、何をしたらいいか分かりません!」

「SNSとYouTube視聴以外、これといった趣味は無いです!」

「暇な時間を埋める趣味が欲しいけど、どうすればいいかわかりません!」

この記事では、そんな悩みをかかえた皆さんに、まずは大学生の趣味と暇な時間の過ごし方の実態を知ってもらおうということで、さまざまな調査結果から重要な部分だけを抜粋しました。

  • 約半数の大学生が、暇な時間が充実していない
  • 大学生の趣味時間は、10時間以下が63%
  • 飲酒や娯楽経験は幸福につながる

このような、一見すると「それって本当?」と疑いたくなるデータも出てきていますが、どれも量的もしくは学術的な調査を経て把握された結果です。ぜひ今後の大学生活を充実させるのに、役立ててみてください!

また最後には、おすすめの趣味・余暇時間の過ごし方も紹介しているので、こちらもあわせて読んでみてください。

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大学生の趣味娯楽等時間は週10時間以下が63%

文部科学省「全国学生調査(試行実施)」によると、全国の大学3年生の1週間の「趣味娯楽等」時間は、10時間以下が63%を占めることが明らかになっています。

他の調査結果とあわせると、大学生は余暇時間のうち趣味娯楽等に充てる時間は少なく、限られていると考えることができます。限られた時間を、大切に使わないとですね…

約半数の大学生が、余暇時間を積極的・意欲的に過ごせていない

大学生 暇な時間 調査

中村他が地方私立大学の学生50名(男子30名、女子20名、平均年齢19歳±1.9)を対象に、大学生の余暇時間と生活パターンについて行った調査結果によると、大学生の約半数が「余暇時間を積極的・意欲的に過ごせていない」と考えられることが明らかになりました。

確かに「暇なときに何をしていいか分からない」「スマホ以外、やることがない」といった声はよく聞く気がしますが、まさか約半数が充実した余暇時間を過ごせていないとは驚きです!

余暇活動と社会的属性が主観的幸福感に与える影響

宇都宮大学の菅野他は、大学生の余暇活動と主観的幸福感についての調査を実施しました。

調査対象を、大学キャンパスの所在地が東京23区、東京圏23区外、地方都市の3つに分類したうえで分析した結果、以下のような結果が得られたといいます。

以下のデータは、いわゆる「真面目な」余暇の過ごし方以外の、飲酒活動や娯楽活動の頻度や満足度の高さが、主観的幸福感につながっていることを示しており、娯楽活動に含まれるゲームを通した満足度の高さなども、大学生の主観的幸福感につながる可能性が示唆されています。

大学生の趣味娯楽等時間は週10時間以下が63%

大学キャンパスの所在地が都心寄りの大学の学生では、地方の大学の学生と比較して

  • アルバイトをどちらかといえば余暇活動費を稼ぐために行っており
  • 一ヶ月に自由に使えるお金が多く
  • 飲酒活動の頻度は高く

余暇活動を行う施設数に対する満足度、余暇活動への消費金額、余暇活動に対する満足度、主観的幸福感が高いことが明らかになりました。

この調査結果は、余暇時間の娯楽が大学生の主観的幸福感と影響していることが実証されたといえるでしょう。また、どこに住むか、どの大学に行くかも趣味や余暇時間の充実した過ごし方と関連してくるということですね。

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約半数の大学生が、余暇時間を積極的・意欲的に過ごせていない

また調査では、以下のような学生は主観的幸福度が高いことが示されました。

  • 学部生よりも大学院修士の学生
  • 東京23区にキャンパスを有する学生
  • 交際相手がいる
  • 自由時間を外で過ごす方が好き
  • サークルや部活動に所属している
  • アルバイトをどちらかといえば余暇活動費を稼ぐために行っている
  • 飲酒活動および趣味・娯楽活動の頻度および満足度が高い

この調査結果は、個人属性や余暇活動が主観的幸福感に影響しており、学生の生活の質向上における余暇活動の重要性が実証されたといえるでしょう。

暇な時間を充実させたいなら、新しい仕事や就活の準備をしてみては?

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以上、本記事では大学生の趣味や暇な時間・娯楽時間に関する調査結果をみてきました。大学生の余暇時間は非常に限られているため、大切に過ごすことが重要です。しかし分かってはいても、何をしたらいいか分からないという人は多いはず。

そこで以下では、本サイトがおすすめする過ごし方を知れる記事をご紹介!ぜひ参考にしてみてください。

就活の準備を進める

1つ目の方法は「就活の準備を進める」です。具体的には、就活前に読んでおきたいマンガや本を読んで備えること、有用な就活サイトに登録して自己分析や準備を進めることです。早いうちからコツコツと進めておくことで、必ず4年生になったら「やっておいてよかった!」と思えるはずです。

以下の記事では、就活本や登録しておきたいWebサイトなどを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【決定版】就活前に読んでおきたい!おすすめ漫画7選-2021年最新版-

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就活生は必ずチェックしたい!逆求人・スカウト就活・オファー型就活おすすめサイトまとめ

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プログラミングを学んで稼ぐ

2つ目のおすすめは「プログラミングを学ぶ」ことです。もし、いま無駄にしている時間を活用して大学生のうちから稼げるようになったら、アルバイトではなく自力で稼げるようになったら嬉しいですよね!

そこでおすすめなのが、プログラミングです。プログラミング人材は確実に世の中に求められており、デジタルネイティブ世代の大学生はある程度の勉強をすれば稼げるようになります!また、効率よく学ぶためにおすすめなのが「プログラミングスクール」です。

以下の記事では、大学生におすすめのプログラミングスクールをご紹介しています。気になる方は、ぜひ登録して学んでみてください!多少の初期投資はかかりますが、のちの稼ぎを考えれば大切な投資です!

本気で稼ぎたい大学生向け!おすすめのプログラミングスクール5選-学割・無料体験情報あり-

読書をする

最後におすすめするのは、やっぱり「読書」です。社会人になると、文量が多い本を読む時間や、仕事に関係ない本を読む時間はどうしても減ってしまいます。大学生のうちに、名著や教養が身につく本を読んでおくことは重要ですよ!読書したいけど、どんな本を読めばいいのかわからない!という方は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

【最新版】若手研究者おすすめ!大学生におすすめの本10選

文系大学院生推薦 大学生が読むべき教養本10選

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参考資料

菅野 健, 大森 宣暁, 長田 哲平, 2018, 大学生の余暇活動と主観的幸福感, 土木学会論文集D3(土木計画学), 74-5, I809-816
中村年男, 曽我部敦介, 森実紀 近藤益代, 大学生の余暇生活の実態と意識についてー一人ひとりの健康および福祉の増進を目指してー, 84-92
文部科学省, 全国学生調査(試行実施)

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最後に効率よく学ぶために本を電子版で読むのもオススメです。

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などの特典もあります。社会や地域の課題を冷静に正しく分析する力は、読書や映画鑑賞などの幅広い経験から鍛えられますので、気になる方はぜひお試しください。

この記事を書いた人

管理人

某国立大学大学院博士後期課程所属. 社会科学分野での地域研究が専門. 卒業論文では地域とメディアについて取り上げ、修士論文では地方自治体で暮らす人々の人間関係を取りあげました。大学院で研究して論文を書いたり、各種媒体に寄稿したりしています。