博士大学院生直伝!研究室訪問後のお礼のメールの書き方-例文あり!-

研究室訪問 お礼 メール

大学院進学に向けた研究室訪問ですが、メールで連絡を取り研究室訪問を終えて終了!ではありません。

研究室訪問の際、教授や研究室の先輩は貴重な時間をつかってあなたの相談に乗る時間をつくってくれています。

研究室訪問後は、必ず「お礼のメール」を送るようにしましょう。

研究室訪問後のお礼メールの要点をまとめると、以下の通りです。これらのポイントを押さえた文面であれば基本的に問題はありません。

1 丁寧すぎない文章
2 短く簡潔な文章
3 今後も連絡を取らせてもらうかもしれないことを伝える

この記事では、現役の博士後期課程所属の大学院生が、研究室訪問後のお礼のメールの書き方・押さえておくべきポイント・例文をご紹介します。これから研究室訪問する方も研究室訪問を終えた方も、ぜひ参考にしてみてください!

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研究室訪問のお礼のメールの書き方

研究室訪問のメールの書き方で、押さえておくべきポイントは主に3つあります。

一つ目は「丁寧すぎないこと」です。これは研究室訪問をお願いするメールの書き方でも解説しましたが、丁寧すぎるメールは、距離を感じてしまいます。今後も関係性が継続する可能性は高いので、会った後に出す研究室訪問のお礼メールは、少しやわらかい文体で書くことを意識すると良いかもしれません。

二つ目は「短く簡潔に書く」です。これも研究室訪問をお願いするメールの書き方でも解説しましたが、基本的に、教授や研究室の先輩は忙しく時間がありません。

要点を整理したうえで、できる限り短い文章のメールを送ることをおすすめします。

三つ目は「今後も連絡を取らせてもらうかもしれないことを伝える」です。これは意外と忘れてしまう人が多い&解説していない記事が多いですが、私はとても大切だと思います。

例えば、研究室訪問を4年の夏にした場合、その時点では研究計画書も卒業論文も完成版ではない人がほとんどだと思います。

今後数か月かけて大学院入試や卒論提出、入学に向けて準備をしていく上で、できる限り多くの人からアドバイスをもらえた方が良いです。またもし研究室訪問した教授の大学に進学したい場合は、研究計画書がズレないようにする必要があります。

こうした理由から、今後も連絡を取る可能性がある&今後もつながりを維持させてもらうことをメールの中で明文化して伝えることをおすすめします。

研究室訪問のお礼のメールの例文!

書き方で解説した内容を踏まえて、研究室訪問のお礼のメールの例文を作成しました。こちら、どなたでもご活用いただけるので、ぜひ参考にしてみてください。

※例文をそのままコピーして使う際に、○○の部分を変更せずに使ってしまうという大失態をおかす人がいます。それはお礼メールとして言語道断のミスなので、必ずWordやメモ帳などにペーストしたうえで清書し、それをメールにペーストして送るようにしてください。


○○大学大学院 ○○研究科
○○研究室 ○○先生

○○大学 ○○学科の○○です。
昨日は大変お忙しい中、私の研究室訪問にお時間をいただき、本当にありがとうございました。

○○先生のお話をお聞きし、大学院進学について大変参考になりました。
また、研究室の先輩からたくさんのアドバイスをいただきき、さらに研究室に興味が沸きました。

これからは大学院入試に向けて勉学と研究により一層励んでいきたいと思います。研究計画書の作成や受験に関して、今後も連絡を取らせていただくかもしれませんが、その際はご確認いただけたら幸いです

今後ともよろしくお願いいたします。

○○ ○○
○○大学 ○○学科
名前 (フリガナ)
電話番号
メールアドレス


最後に-研究室訪問後もゆるいつながりを維持し続けることが大切-

研究室訪問 お礼 メール

この記事では、研究室訪問後のお礼メールの書き方についてわかりやすく解説してきました。

研究室訪問をした学生の中には、訪問後連絡をほとんどとらない学生もいますが、私はゆるやかにつながりを維持し続けることが重要だと思います。

例えば、研究計画書が完成したらコメントをもらったり、卒業論文の提出後に完成原稿を送り読んでもらうなどは良いかもしれません。また受験に関して不明なことがある場合(受験担当の部署に問い合わせても解決しないようなこと)にも、連絡を取ってみてよいかもしれません。

一度でも行きたいと思った研究室や学びたいと思った教授であれば、もし大学院に落ちたり他の大学院に進学したとしても、今後も研究していく中でつながりが生まれる可能性があります。

そのときに気まずい関係性にならないためにも、研究室訪問した教授とはできる限り良い関係性を構築していきましょう。

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この記事を書いた人

管理人

某国立大学大学院博士後期課程所属. 社会科学分野での地域研究が専門. 卒業論文では地域とメディアについて取り上げ、修士論文では地方自治体で暮らす人々の人間関係を取りあげました。大学院で研究して論文を書いたり、各種媒体に寄稿したりしています。