レポートが書けない!そんな大学生のあなたにおすすめの5つの方法

レポート 書けない

大学生の学期末、試験とあわせてツラいのがレポートです。限られた時間しかないのに、数千文字も書かないといけない、しかもそういうときに限って筆は進まないものです。

レポートが書けない理由はいくつか考えられます。そこでこの記事では、現役の文系大学院生である私がおすすめするレポートが書けないときにおすすめの5つの方法を状況別に紹介します。「なぜツラいのか?」これがわかれば打開策は見えてくるはず。ということで、早速見ていきましょう!

※書けない人の中には、そもそも「レポートとは何か」「レポートはどう書けばいいのか」がわかっていない人もいるかもしれません。そういう場合は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

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レポートのテーマは決まっているのに書けないとき

大学生のレポート課題は、多くがざっくりした問いです。「資本主義の是非について、あなたの意見を3000文字以上で書け」みたいな。

このような問いに対して「私は反対だから、アルバイトの経験をもとに反対意見を書こう!」と決まっているとしたら、それは、まだ書けていなくても問題ありません。なぜなら、レポートはテーマと立場さえ決まれば、それはもう半分以上書けたも同然だからです。

ではテーマが決まったのに書けないとき、どうすればいいか。書けない理由は、書くために必要な情報がまだ集まっていないからだと考えられます。そこでこういうときにおすすめなのは、論文や関連する書籍を5冊/5本読むこと。

いきなり20冊も読もうとしなくても大丈夫。とりあえず5冊読んでみれば、必ずヒントはあるはずです。以下の記事で紹介しているような、論文検索サイトを活用して関連する論文を落ち着いて読んでみましょう。このとき重要なのは「批判的なまなざし」をもって読むこと。1冊/1本で1か所以上は、必ず批判点を見つけましょう。

卒業論文の先行研究・参考文献の探し方-現役大学院生がおすすめする7つの方法-

レポートで何から手を付けたらいいかわからないとき

「レポート課題に対して、何から始めればいいかわからない!」こういう方も多いと思います。特にあまり授業内容が理解できていない分野だと、なおさらツラいですよね。

レポートに対峙して何もできない方の書けない理由は「そもそも課題の内容が正確に理解できていない」ことにある場合が多いと思います。

「資本主義の是非について、あなたの意見を3000文字以上で書きなさい」という問題だとします。この場合、「そもそも資本主義とは何か」「資本主義に対して反対の立場と賛成の立場、それぞれどのような先行研究があるのか」が理解できていないと、テーマを決めることもできません。

そこでおすすめの方法は「課題のキーワードに関する入門書を読むこと」と「授業内容をまとめたノートやレジュメを最初から最後まで読み返すこと」です。課題のキーワードとは、この場合は「資本主義」です。詳細はわからなくても問題ありません、まずは全体像を把握することが重要なのです!テーマを決める際には、以下のような記事も参考にしてみてください。

卒論テーマの決め方-文系学生が押さえるべき5つのポイント-

レポートが半分以上書けたのに、筆が止まってしまったとき

「レポートの大半が書き終わったのに、最後の結論が書けない!」こういうこともありますよね。レポートが半分以上書けて止まってしまった方は、まず大前提として焦る必要はありません、ゴールはもう目の前です。

大半が書けたのに結論や考察が書けない、その理由は「考察脳のバリエーションの少なさ」にあります。考察脳とは、ここでは「物事を批判的に考えて、興味深いポイントを見つける力」です。論文の考察や結論では、こうした能力が必要です。これがないと、レポートではなくただの報告書になってしまいます。

では「考察脳」はどうすれば磨くことができるのか、限られた日数で何ができるのか。おすすめの方法は「引用した文献をもう一度読み直す」「自分のレポートを他の人に読んでもらいコメントをもらう」です。

特にここまでくると後半の方法が効果的です。「読んで感想とコメントもらってもいい?」と聞いてみると、あなたの脳では考えつかなかった切り口や批判点が見つかる可能性があります。ぜひ、他の人を頼ってみましょう!

レポートが書けない理由がストレスのとき

「ストレスでレポートが書けない…」こういうことってありますよね。大学生は課題だけこなしていればいいわけではありません、サークルにバイト、家族のこと、友達のことなど悩みは尽きません。

ストレスでレポートが書けない、もしくはレポートを書かないといけないと思いつつも波が来ないとき、おすすめの方法は「まずは割り切ってやりたいことをやる!」です。これは自分もよく実践しています。

例えば締め切りまで2日あるとします。そうしたら最後1日で書けばいいと割り切り、もう1日は食べたいものを食べたり、見たい映画を見たり、寝たいだけ寝たりと好きなことをやりましょう。人間、追い込まれると頑張れるものです。そしてやりたいことをやって満たされると、集中力が出てきたりもします。ぜひ試してみてください。

レポートが書けない理由が病気のとき

「病気がちでレポートを書く元気がない」そういうときは、早めに教員に病気であることを共有しましょう。大学の課題は、基本的に提出しないとNGですが、正当な理由があれば必ず対応はしてくれます。

問題なのはギリギリや終了後に病気であることを言うこと。こうなると教員も対応のしようがありませんが、早めに伝えれば必ずあなたの不利にならない対応をしてくれます。ぜひ早めに相談してみましょう!

最後に-5つの方法以外にも、レポートが書けないときに打開策はある

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この記事では、レポートが書けないときにおすすめの方法を紹介してきました。ここで紹介した以外にも、おすすめの方法はあります。「先輩に聞く」「友達と一緒に書く」などは、特に有効な方法かもしれません。学期末、忙しくレポートを書くのが大変だと思いますが、皆さん、がんばってください!

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最後に効率よく学ぶために本を電子版で読むのもオススメです。

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などの特典もあります。社会や地域の課題を冷静に正しく分析する力は、読書や映画鑑賞などの幅広い経験から鍛えられますので、気になる方はぜひお試しください。

この記事を書いた人

管理人

某国立大学大学院博士後期課程所属. 社会科学分野での地域研究が専門. 卒業論文では地域とメディアについて取り上げ、修士論文では地方自治体で暮らす人々の人間関係を取りあげました。大学院で研究して論文を書いたり、各種媒体に寄稿したりしています。