卒業論文の書き方完全ガイド販売開始!シリーズ1冊目は『卒論を書く前に知っておきたい6つのこと』
卒論は1年間かけて少しずつ前に進んでいくもの。やる気が出るときもあれば、やる気が出ないときもありますよね。
いままさに、以下のような状態にある人はいませんか?
「卒論の〆切が近いのに、やる気が出ない!」
「卒論の筆が進まない…」
「中間発表で周りは進んでいたのに、自分は全然進んでいなくてやる気失った」
卒論を書いていく中で、やる気が出ない状況は誰もが一度はなる状態です。やる気が出ないからと言ってダラダラするのではなく、大切なのはできることを少しでもいいからやってみること。
この記事では、卒論のやる気が出なくて悩んでいる人に現役大学院生がおすすめする「やる気を出す方法9選」をご紹介。紹介する方法は全て、すでに卒論や修論を書き終えた先輩たちにヒアリングしたものです。ぜひ参考にしてみてください!
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卒論提出まで残り1か月だけど、やばい!という方には以下の記事がおすすめです。
卒論提出まで残り1か月!いまからできること・やるべきことを解説
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅰ|とりあえず一行書いてみる
一つ目のやる気を出す方法は「とりあえず一行書いてみる」です。
これは心理学的にも研究され明らかにされていることで、やる気が出ないときは行動しないとやる気が出ないままです。一方で、少しでも作業を行えばやる気は後からついてきます。つまり、なんでもいいから手を動かしてみることがやる気を出すために大切なのです。
そこでおすすめなのが、まずは一行書いてみること。先行研究でもいいですし、序章でも構いません。先輩の卒論や先行研究の文体をマネしてもいいので、まずは一行書いてみましょう。そうすれば脳と身体がついてくるはずです。
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅱ|参考文献の整理など雑作業を進める
二つ目のやる気を出す方法は「参考文献の整理など雑作業を進めること」です。
参考文献の整理以外、調査結果の整理や文章の体裁を整える作業でもOK。やる気が出ないときは、YouTubeを見ながらでもNetflixを見ながらでもできる「ながら作業」を進めましょう。そうすれば、やる気が出ないなりに卒論は進みます。
また意外とこうした雑作業と思われる細かな作業は、卒論執筆終盤で負担になってきます。できるうちにコツコツと進めておくことが大切です。参考文献や序章、終章のまとめ方は、以下の記事を参考にしてみてください。
卒論 参考文献の書き方をわかりやすく解説!文字数・書き忘れない方法など
序論の書き方を徹底解説!-テンプレート/例文あり、気になる文字数や目的も解説-
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅲ|同級生や先輩と話す機会をつくる
三つ目のやる気を出す方法は「同級生や先輩と話す機会をつくる」です。
やる気が出ないときにNGなのは、1人で悩み抱え込んでしまうこと。一人で悶々と悩んでいると、どんどんと負のループに入ってしまいます。
自分がかかえている悩みは、すでに卒論を執筆した経験のある先輩も味わったものでしょう。自分がかかえている悩みは、同じ状況にある切磋琢磨する同級生もかかえているものでしょう。同じ悩みを共有できる仲間は大学にたくさんいるので、ぜひ周りと話してみてください。きっと気分が晴れやかになりモチベーションも上がると思います。
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅳ|やることリストをつくる
四つ目のやる気を出す方法は「やることリストをつくる」です。
やる気が出ない理由の一つとして「先が見えない」ことが挙げられます。卒論は人生で初めての挑戦です。何をどのように進めていいか分からない、この先なにをすればいいかわからないという状況に陥りがちです。
そこでおすすめなのがやることリストをつくること。「やること」「日時」「チェック欄」を設けたリストをつくることで、これからやるべきことやいまやるべきことが整理できます。また作ったリストを進捗に合わせて少しずつ埋めることで卒論執筆にゲーム性も生まれ楽しくなってくるかもしれません。
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅴ|考えていることを書きだす
五つ目のやる気を出す方法は「考えていることを書きだす」です。
これは四つ目の「やることリストをつくる」に近いものがありますが、大切なのはごちゃごちゃしている頭の中を整理することです。「あれも書きたい、これも書きたい」「実験に漏れがある、あの実験もやらないと」そんな風に頭のなかがごちゃごちゃしていると、何を書けばよいのか分からなくなります。
白紙と鉛筆だけ用意して、とりあえず考えていることを書きだしてみましょう。このときPCやスマホではなく紙と鉛筆を使ってください。図や表も作りながら直観的に書き出してみると、きっと頭の中が整理できます。
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅵ|先行研究を読みなおす
六つ目のやる気を出す方法は「先行研究を読みなおす」です。
調査や実験の前、4月~6月頃は多くの先行研究を読んでいた人も、調査や実験が始まると忙しくて先行研究どころではなくなったりします。しかし研究のアイデアと乗り越えるべき壁は常に先行研究の中にあることを忘れないでください。
一度読んだ先行研究でも、調査や実験が進んでから読み直すと新たな発見や気づきがあるのは研究の常です。1日1本でもいいので、先行研究を読んでみましょう。効果的な先行研究の探し方は、以下の記事をご覧ください。
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅶ|ウォーキングやジムに行くなど運動をする
七つ目のやる気を出す方法は「ウォーキングやジムに行くなど運動をする」です。
実はこれが最も効果的な方法かもしれません。卒論執筆が本格化してくると、自然と椅子に座っている時間が多くなり身体を動かす時間は減ります。
そうすると身体はあまり疲れないので、睡眠が浅く質の悪い睡眠になってしまいます。また酸素も身体全体にまわりにくくなるので、農の動きも不活性な状態になります。1日5分でもいいので、運動の時間を設けるようにしましょう。
卒論がやる気出ないときの対処法Ⅷ|1日だけ全力で休み楽しむ日を設ける
八つ目のやる気を出す方法は「1日だけ全力で休み楽しむ日を設ける」です。
どうしてもやる気が出ないときは、ディズニーランドに遊びに行ったり、一日映画を見たり、ちょっと高級なお寿司屋さんに行ったりと楽しく息抜きできる日を設けましょう。卒論モードから一度離れてみることで、やる気が戻ってくるはずです。
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最後に-どうしても行き詰ったら相談サービスを活用しよう-
ここまで紹介したやる気を出す方法を実践しても、それでもどうしてもだめだ!やる気が出ない!と思ったら、卒論に関するお悩みを相談できるオンライン相談サービスの活用がおすすめです。特に「教授や先輩には相談できないけど、誰かと話したい」そんな方におすすめ、身近だからこそ相談できないことってありますよね。