卒業論文の書き方完全ガイド販売中!『書き方徹底解説編 目次&例文あり』
「卒論 1週間」と検索すると、多くのWebサイトが1週間で卒論を書き上げる方法を解説しているのをみます。しかし多くの真面目に卒論を書いてきた人は、1週間前に知りたいことは1週間で卒論を書き上げる方法ではないはずです。
そこでこの記事では、卒論提出の1週間前にやるべきこと・確認すべきことを現役の大学院生がわかりやすく解説していきます。やるべきことは以下の5つです。
- 提出期限を確認する
- 提出方法を確認する
- 周りの人に校正を依頼する
- 誤字脱字の確認をする
- 細かな部分の体裁を整える
なお本サイトの基本的なスタンスとして、以下の記事で解説している通り1週間あればゼロベースでも卒論は書けますが、1週間では書けないのであきらめましょうというスタンスです。この記事は、コツコツと卒論を頑張ってきて「残り1週間!できることはすべてやりたい!」という方に向けて書いているものです。
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卒論提出1週間前にやるべきこと① 提出期限を確認する
まず初めにやるべきことは、卒論の提出日の確認です。例年、各大学で数人はいるというのがこれ。せっかく数か月かけて書いた卒論の提出日を間違え出せず留年してしまったら笑えません。
しかし卒論を書いているときは提出期限を気にしている余裕が無かったりします。また以前確認してから時間が経っているために、日時を勘違いしているケースも良くあります。
さらに提出先を間違えるケースも多々あります。オンライン提出なのか、決められた窓口で手渡しなのかしっかりと確認しておきましょう。
- 提出期限を再度確認
- 期限は日にちだけでなく時間まで確認
- 提出先もあわせて確認
卒論提出1週間前にやるべきこと② 提出方法を確認する
続いてやるべきことは、提出方法の確認です。これは提出先の確認と重なる部分もありますが、どこに出すのか、どのように出すのかの確認を指します。オンラインなのか窓口での提出なのか、窓口はどの窓口なのか、確認しておきましょう。
さらに例年間違える人続出なのが「提出形式」です。多くの大学では提出の際に製本が求められますが、この製本方法は大学によって異なります。
生協で売っている指定のファイルに閉じるケース、ホッチキス止めで提出するケース、製本業者に依頼して製本してもらうケースなど様々です。特に製本業者に依頼しないといけない場合は、できる限り早く申し込んでおく必要があるので注意しましょう。
- 提出方法はオンラインか窓口か
- 窓口の場合、どの窓口に提出するのか
- 製本形式はどのタイプか
卒論提出1週間前にやるべきこと③ 周りの人に校正を依頼する
卒論は書き上げて完成!ではありません。大切なのは徹底した校正作業です。たとえ提出したとしても、誤字脱字だらけだったりデザインに崩れがある場合、最悪、卒論を受理してもらえない可能性もあります。
校正作業は決して1人でやらずに周囲の人にもお願いしましょう。筆頭は先生ですが先生はこの時期とても忙しく余裕がありません。可能であれば、家族やゼミの先輩後輩に確認してもらいましょう。
その際のアドバイスとして、全員に全部読んでもらおうとすると論文の後半部分の校正が甘くなりがちです。可能であれば複数人に依頼する際に相手によって担当の校正箇所を変えましょう。そうすることで隙のない構成が可能となります。
- 校正は複数人にお願いする
- 可能であれば校正箇所を分担する
- 最終確認は必ず自分で行う
卒論提出1週間前にやるべきこと④ 誤字脱字の確認をする
校正の一部として、誤字脱字の確認もとても大切です。誤字脱字で特に注意すべきは以下のようなポイントです。固有名詞は間違えると大変失礼なことになるので、入念にチェックしましょう。
卒論提出1週間前にやるべきこと⑤ 細かな部分の体裁を整える
一連の修正や確認が終わったら、最後に細かな部分の体裁を整えましょう。優れた卒論は細かな部分までこだわっています。時間に余裕があればできる限り満足いくようにこだわりましょう。特にこだわるべき部分は以下のポイントです。
最後に-卒論提出1週間前にやるべきことチェックリスト-
本記事では、卒論提出1週間前にやるべきこと・確認するべきことを紹介してきました。記事の内容をまとめたチェックリストは以下の通り、ぜひ参考にしてみてください。
- 提出期限を確認する(時間まで確認)
- 提出方法を確認する(窓口、製本方法、印刷方法)
- 周りの人に校正を依頼する(先生、家族、後輩、先輩などに依頼 担当個所を決めると良い)
- 誤字脱字の確認をする(声に出して読んでみる)
- 細かな部分の体裁を整える(参考文献、図や表、目次などにこだわる)
卒論の提出を終えるとつづいて待っているのが、最終報告会です。最終報告会は卒論内容を口頭で発表し先生が審査する場。この結果が卒業の可否を決めると言っても過言ではない大切な場です。以下の記事を参考に早め早めに用意を進めましょう!
卒論発表完全ガイド-時期はいつ?パワポの構成は、採点基準、質問受け答えのコツなど解説-
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