【2024年夏】大学生が夏休みを有意義に過ごすために大切な3つのこと-コロナ禍、課題、バイト、暇な時間の使い方など-

修論 文字数

大学生の夏休みは、人生最後の夏休みと言われることもあるほど「やるべきことが少なく、でも時間はある」期間です。しかし近年では、バイトや課題、サークルなどで忙しく、授業期間中よりも夏休みのほうが忙しい人もいるのではないでしょうか?

忙しくて時間がない人も、暇な人も、どちらも同じのは「有意義で充実した夏休みを過ごしたい!」という思いではないでしょうか?そこでこの記事では、現役の国立大学博士後期課程に所属する筆者が、大学生、特に学部時代に夏休みを有意義に過ごすために大切な3つのことを紹介します。何をやればいいか分からない人は、ぜひ参考にしてみてください!

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はじめに-大学生の夏休み、有意義に過ごすために大切なこと-

この記事では、大学生の夏休みを有意義に過ごすためにおすすめの方法を3つ紹介していきます。紹介するのは「読書」「インターンシップ」「卒論準備」などありきたりなものばかりです。読む人によっては「そんなこと、わざわざ記事で読まなくても知っているよ!」と思うかもしれません。

しかしここで重要なのは、「何をするか」よりも「どのようにするか」「その行動にどのような意味を付与するか」です。他にも大学生の夏休みの過ごし方を紹介している記事もありますが、どれも表面的なリストアップにとどまってしまっています。

大学学部4年間、イギリス留学1年間、修士課程2年間、そして博士課程1年間と計8年間の大学生活をしている筆者は、8回の夏を経ていくつかの大切なことに気が付きました。それは、このあと紹介する3つすべてに共通するポイントです。ぜひ、このあとのやることは、以下のポイントを押さえながら読んでみてください。

  • 自分で決めた目標を達成する
  • 常に、目標の先にある目的(何のためにそれをするのか)を意識する
  • 自分に達成できるか、少し不安だけど頑張ればできそうなことを選ぶ

大学生の夏休み、有意義に過ごすためのポイント① 卒論の準備

4年制大学に通っている人の場合、卒業時に待ち受けているのが卒業論文です。これまで書いたことが無いほど長文で、かつ自分でテーマや方法を設定する作業がとても大変です。

しかし卒業論文を書いて提出することは、この4年間で自分が何をしてきたのかを示すことにもなり、例え卒業論文の執筆が必須ではない場合も私は書くことをおすすめします。

「4年生は就職活動も大変なのに、自分にできるわけがない」と思っている人もいるかもしれません。大丈夫です、卒業論文の準備は1年生~3年生の間にもできます。例えば早め早めに興味関心ある分野の参考文献を読んでポイントをまとめておくことは大切です。他にも、図書館に行って先輩たちの論文を読むだけでもとても勉強になります。4年生になってから余裕をもって進められるように、早め早めに動いていきましょう。

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大学生の夏休み、有意義に過ごすためのポイント② インターンシップ

大学生の夏休みのうちにやっておくべきこと、それはインターンシップです。しかも、ここでおすすめするインターンシップは、就職活動を見据えた普通のインターンシップではありません。

大学生の夏休み、特に1年生2年生の夏にやっておくべきインターンシップは「自分があまり興味関心ない分野の企業」でのインターンシップです。

3年生4年生になると就職活動を見据えた戦略的なインターンシップが求められます。しかしインターンシップの本当の良さは「企業に就職しなくても、さまざまな企業で働く体験ができること」です。またその体験を通して、多くの社会人や人生の先輩と話すことができ、視野も広がります。

人間は歳を重ねれば重ねるほど視野が狭くなる生き物です。大学生と言えど、中学時代高校時代と比べると視野は狭くなっているでしょう。大切なのは「能動的に視野を広げる機会をつくること」です。まだ時間的にも精神的にも余裕のある大学1年生2年生の夏休みのうちに、ぜひさまざまな企業でのインターンシップに参加してみてください。

大学生の夏休み、有意義に過ごすためのポイント③ 読書

最後におすすめするのは、読書です。これも常々言われることですよね「大学生のうちに本を読んでおこう」と。しかし、せっかくの大学生の夏休みです、社会人にもなってから読めるようなビジネス書や簡単な小説を読んで終わりではもったいないです。

ここでおすすめするのは「読むのが大変だけど読んでおきたい名著を夏休みに読むこと」です。世の中には、数十年、数百年といった歴史の中で読まれ続けてきた本があります。それらは「名著」と呼ばれ、世界中で愛されています。

多くの名著は読むのが大変です。しかし世界中の人たちが魅かれるのには必ず理由があります。時間さえあれば読めるものばかりなので、ぜひとも大学生の夏休みに挑戦してみたいところ。「岩波文庫の本を10冊読む!」でもいいですし、「NHK 100分de名著で紹介された本を10冊読む!」でもいいと思います。ぜひ名著にトライしてみてください。

最後に-大切なのは「何をするか」より、「どのようにするか」「何のためにするか」-

大学生 夏休み

この記事では、大学生が有意義な夏休みを過ごすために大切な3つのことについて解説してきました。はじめに書いたように、大切なのは「何をするか」よりも「どのようにするか」「なんのためにするか」です。

ここではわかりやすく3つの方法とポイントを紹介してきましたが、目標を達成する・目的を追求する・ちょっと苦しいけど頑張ることができるのであれば、ここで挙げた3つの方法以外でも構いません。大切なのは「目標/目的を掲げてがんばり達成する」という経験をすることです。ぜひチャレンジしてみてください。

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最後に効率よく学ぶために本を電子版で読むのもオススメです。

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などの特典もあります。社会や地域の課題を冷静に正しく分析する力は、読書や映画鑑賞などの幅広い経験から鍛えられますので、気になる方はぜひお試しください。

この記事を書いた人

管理人

某国立大学大学院博士後期課程所属. 社会科学分野での地域研究が専門. 卒業論文では地域とメディアについて取り上げ、修士論文では地方自治体で暮らす人々の人間関係を取りあげました。大学院で研究して論文を書いたり、各種媒体に寄稿したりしています。