卒論の質は夏休みで決まる!-大学3年4年夏休みにやるべきことを紹介-

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卒業論文の書き方完全ガイド販売開始!シリーズ1冊目は『卒論を書く前に知っておきたい6つのこと』

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大学4年生の夏休み、人生最後の夏休みとも言われるこの期間ですが、卒論執筆においてもとても重要なのが夏休みの過ごし方です。

夏休み前に就職活動を終えて、「さぁ、夏から頑張ろう!」という人は多いかもしれませんが、意外と悩ましいのが「夏休み期間中に何をするか」です。限られた時間をどう有効活用すればいいのか、夏休み明けも頑張るためにはどんな準備をすればいいのか。

この記事は以下のような方に向けて書いています。

  • 夏休み期間中に卒論頑張らないといけないことはわかっているけど、何をすればいいかわからない…
  • いまは大学3年生だけど、来年焦らないようにできることはやっておきたい!
  • 夏休み明けから苦労しないために、大学4年の夏休みにやるべきことを知りたい!

この記事では、現役の文系博士課程の大学院生が、自身の経験をもとに学部3年4年の夏休みの過ごし方について紹介していきます。質の高い卒論を書くための勝負の期間、夏休み。ぜひ参考についてみてください!

夏休み時点で、知っておきたい卒論の基本のキについては、以下の記事でも解説しています。あわせて読んでみてください。

卒業論文の書き方をわかりやすく解説-大学院博士課程学生が疑問に答えます-

卒論テーマの決め方-文系学生が押さえるべき5つのポイント-

卒論/卒業論文を書く前に読みたいおすすめ本14選-文系理系別有/書き方やコツがわかる-

大学4年の夏休みにやるべきこと1 卒論の参考文献や資料の読み込みと整理

大学4年の夏休みに必ずやるべきこと、それは卒論の参考文献となる先行文献や資料の読み込みです。本来、理想は夏休みまでにある程度終わらせておいた方がいい参考分野や資料の読み込みですが、夏休みもサボらず続けましょう。

研究は進めていく中で、どんどんと新たな疑問や生まれてくるものです。大学4年の4月時点で必要だった先行文献と、夏休みの時点で必要な先行文献は違ってくると思うので、常に知識をアップデートし続けましょう。

また、先行文献や資料の読み込みは余裕をもって進められている場合も、大学4年の夏休みはたくさん読書をしましょう!社会人になるとまとまった休みは無く、知見を広げるような本を読む時間は格段に少なくなります。夏休みのうちに、挑戦してみたい本や読んでおきたい本は読むようにしましょう。

大学4年の夏休みにやるべきこと2 卒論の調査

二つ目のやるべきことは、卒論執筆のために必要な調査です。理系の人の場合は、ラボや研究室にこもって実験すると思います。文系の人の場合は、フィールドでの調査が必要であれば、夏休みには動き出すようにしましょう。

夏休みが明けると、時間はあってもフィールドに行くのが難しいということがあります。また、アポを取ってすぐに動けるのも夏休みならではです。特に、被調査者が多い場合には夏休み明けに調査を始めても間に合わないこともあるので、フィールドに入る人は必ず夏休みには、本調査、もしくはプレ調査を始めるようにしましょう。

大学4年の夏休みにやるべきこと3 卒論の構成(章立て)の設計

三つ目のやるべきことは、卒論の構成(章立て)を考えることです。いきなり卒論を書き進めていも良いですが、章立てや構成がある程度決まっているほうが順調に執筆は進んでいきます。

夏休み時点で一度、構成や章立てをつくることで、研究の現在地が客観的にわかります。「あれ、もうちょっと調査が必要なのでは?」「先行研究足りない?」こういったことは、案外、卒論の全体像を考えていないと気が付かなかったりします。

夏休み時点であれば、情報に漏れがあってもカバーできますが、夏休みが明けてから大規模な調査を行うことはリスクが高いです。失敗を防ぐためにも卒論の構成や章立てを夏休み中に1度、つくってみましょう。

大学3年の夏休みにやるべきこと-読書と就活準備

最後に、大学3年生の人にも卒論を見据えて充実した夏休みを過ごす方法を紹介します。

やるべきこと一つ目は「読書」です。これはどんな本でも良いわけではなく、自身の研究分野で読んでおくべきとされる先行文献を読むことが重要です。4年生になると、就活や調査研究で意外と本を読む時間がありません。特に論文であればすぐに読めますが、分厚い本は時間がかかります。ぜひ読みごたえがありそうな本は、3年生のうちに読んでおきましょう。

やるべきことの二つ目は「就活準備」です。4年生になって一番嫌なのは、いつまでたっても就活が終わらず卒論の執筆にとりかかれないことです。そこでインターンシップや企業説明会への参加など、3年生のうちからできることは早め早めに済ませておきましょう!時間と心に余裕を持った状態で卒論を書くことが、最も重要なポイントです。

最後に-大学生になったら読んでおきたい、文章力を上げる本-

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この記事では、卒論の質を高めるために大学3年4年の夏にやるべきことを解説してきました。最後に、大学生になった時点からできる準備についても紹介したいと思います。

それが「文章力を上げること」です。卒論は調査や読書などはもちろんのこと、誰もがこれまで書いたことが無いほど長い文章を書く必要があります。そのため、露骨にあなたの文章力が問われるのです。

悲しいことに、どれだけ良い研究をしたとしても文章力が低ければ魅力的な卒論にはなりません。また文章力が低く書くスピードが遅いため卒論が提出できない!なんて話もたまに聞きます。

大学に入ったら、卒業を見据えて、ぜひ文章力を上げるトレーニングをしてみてください。以下の記事では、文章力を上げるためにおすすめの本を紹介しています。なお文章力のトレーニングは3年4年の夏でも遅くないので、文章を書くのが苦手という方は、ぜひ読んでみてください。

【最新版】高い文章力が身につく!おすすめの本まとめ-高校生・大学生~社会人向き-

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卒業論文の書き方完全ガイド販売開始!シリーズ1冊目は『卒論を書く前に知っておきたい6つのこと』

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最後に効率よく学ぶために本を電子版で読むのもオススメです。

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などの特典もあります。社会や地域の課題を冷静に正しく分析する力は、読書や映画鑑賞などの幅広い経験から鍛えられますので、気になる方はぜひお試しください。

この記事を書いた人

管理人

某国立大学大学院博士後期課程所属. 社会科学分野での地域研究が専門. 卒業論文では地域とメディアについて取り上げ、修士論文では地方自治体で暮らす人々の人間関係を取りあげました。大学院で研究して論文を書いたり、各種媒体に寄稿したりしています。